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リスクアセスメントの実施体制の確立

リスクアセスメント導入の手法として、3つの準備ステップが必要となります


リスクアセスメント実施体制の確立・・・準備ステップ1



経営トップからのリスクアセスメント導入宣言
 事業所の工場長(所長)、は職場に潜む危険性・有害性の除去、低減のためにリスクアセスメントを導入することを事業所の全員にむけて宣言します。

 リスクアセスメント導入宣言書…例

リスクアセスメント導入宣言

             リスクアセスメントを導入して、職場の労働災害をなくしましょう

   

   ここに、リスクアセスメントを導入を宣言し、

                   下記のことを実践します

 

 私たちが働いている職場には、まだまだ多くの危険作業が潜んでいます。 現在も 『ヒヤリハット活動』 

 

 『危険予知(KY)活動』 『安全パトロール活動』等に取り組んでいますがまだ、十分といえません。

 

 安全な職場を作るためには、職場に存在する危険の芽を摘み取る必要があります。

 安全衛生方針で表明しましたが、今年度の  月よりリスクアセスメントを導入し、全員参加のもと労働災害防止に取り組みます。

      

    平成   年   月   日

                    株式会社        工場長             ・

 



 


 


リスクアセスメント・推進体制と実施メンバーの役割
リスクアセスメントを実施するための推進体制を明確にします。
推進体制は、リスクアセスメントの実施を統括管理する事業所の工場長、所長、実施の管理を行う事業所の安全衛生責任者、実際にリスクアセスメントを実施しリスクの低減措置を実施する各職場の長から構成します。

実施メンバーと役割分担(例)   



工場長・所長       ・リスク低減措置の承認

安全衛生責任者     ・情報の収集・周知
               ・リスクアセスメントの実施 危険性有害性の特定、リスクの見積り
               ・リスクアセスメントの進行管理、実施結果の記録と管理
               ・リスクアセスメント実施方法の整備
               ・リスクアセスメント推進者への連絡、調整
               ・リスクアセスメントの実施結果の確認
               ・リスクの低減措置の検討、見直し

各職場の職長      ・情報の収集と把握
               ・リスクアセスメントの実施危険性有害性の特定、リスクの見積り
               ・リスクアセスメントの進行管理、実施結果の記録と管理
               ・リスクの低減措置の検討
               ・作業者への教育
               ・作業者や事務局との連絡調整

作業者          ・危険性、有害性の特定、リスクの見積もり
              ・リスク低減措置の検討

事務局          ・リスクアセスメントの実施記録の保管
              ・安全衛生委員会等の議事録の保管

安全衛生委員会等   ・リスクアセスメント実施結果の検討
              ・リスクの低減措置の審議




リスクアセスメントの実施時期と対象の選定
 これまでリスクアセスメントを導入していない事業所は、まず法令で、義務づけられている事項からリスクアセスメントにとりくんでみましょう。


【1】設備・原材料・作業方法等の変更時の実施の対象
 職場の建設物や設備・機械等を新設や改造および変更等した場合、原材料を新規に採用したり変更した場合には、法令とうで義務づけられていますので必ずリスクアセスメントを実施しましょう。


具体的なリスクアセスメント実施時期とは・・・・・

① 建設物を設置し、移転し、変更して解体するとき
② 設備を新規に採用したり、移転したりするとき
③ 原材料を新規に採用し、または、変更するとき
④ 作業方法または作業手順を新規に採用する、変更するとき
⑤ 事業所におけるリスクに変化が生じ、生じる恐れがあるとき


【2】日常的なリスクアセスメントの実施対象
上記以外に各職場で毎年1回~数回、リスクアセスメントの対象をえらんで実施しましょう


① 過去に労働災害が発生した作業
② ヒヤリハット事例があった作業
③ 作業者が日常不安を感じている作業
④ 過去に事故があった設備を使用している作業
⑤ 操作が複雑な機械等の作業
⑥ 安全衛生パトロールで発見された危険な箇所や作業



リスクアセスメントの結果に基づいた措置に対して、すぐにできるものは、すぐに実施し、新たな予算措置が必要な場合や技術的な検討が必要な場合、緊急性が少ない場合は、翌年度の安全衛生計画に盛り込んでおくとよいでしょう。


⇒お問い合わせはこちらより
平井ゆうすけ社労士事務所では、リスクアセスメント導入に関しての指導、リスクアセスメント責任者、リスクアセスメント推進者へのセミナー、リスクアセスメント講習を御社にて行います。お気軽にお問い合わせください。



テーマ : 人事労務
ジャンル : ビジネス

リスクアセスメント実施体制の確立・・・2

リスクアセスメント実施体制の確立・・・・・準備ステップ2



職場でリスクアセスメントが正しく実施できるように,危険性・有害性の特定からリスクアセスメントの実施手順を作成します。リスクアセスメント実施手順は、現場の状況を反映した使いやすいものを作成してください。


リスクアセスメント実施手順書・・・記載例


■目的の明記
事業所内の危険性・有害性の特定をし、リスクを見積もり、リスクの低減、除去に必要な対策を実施することを目的とする  と明記します。

■体制の明記
・リスクアセスメントの責任者(安全衛生責任者)
・リスクアセスメント推進者(各職場の長)
・作業者
・事務局   を明記します

■スケジュールの明記
リスクアセスメントの実施体制の確立、リスクアセスメント責任者の養成機関、リスクアセスメントの手順書の作成、作業者への教育、リスクアセスメントの試行実施、記録の見直し・などの時期を年間単位で作成すると良いでしょう。

1 危険性・有害性の特定
・リスクアセスメント責任者とリスクアセスメント推進者は、危険性・有害性に関する資料を集める
・リスクアセスメント責任者とリスクアセスメント推進者は、作業者とともに、リスクアセスメントの実施一覧表を活用し、危険性・有害性と発生するおそれのある災害を特定する。

2  リスクの見積もり
リスクアセスメント責任者とリスクアセスメント推進者と作業者は、リスクアセスメント実施一覧表に記入されたリスクごとにリスクを見積もる。
リスクアセスメント責任者はリスクの大きさにに対しリスク低減の措置についての優先度を決定する。

3  リスク低減の措置の検討
リスクアセスメント責任者はリスクアセスメント推進者と作業者ともに優先度の高いリスクにたいしての、除去および低減措置案を複数検討しその実施しした場合のリスクも検討する。
検討結果よりリスクの除去・低減措置案として採用する。
リスクアセスメント責任者は、結果を工場長・所長に報告して承認を得る。

4  リスク低減の措置の実施
①リスクアセスメント責任者は、関係者と相談してリスク低減措置のスケジュールを立てる。

②リスク低減措置を実行する

③リスクアセスメント責任者は、低減措置実行後の作業者の意見を求め、新たな、危険性・有害性が生じていないか確認し、再度、リスクの見積もりを行う。

④リスクの低減措置がとれなかった、、あるいは、措置後に残ったリスクのに対しては、作業手順書の内容を修正し、関係者を教育し、必要に応じて保護具を使うなどして対応する。


5  記録と見直し
事務局は、リスクアセスメント実施一覧表とこのとき使用した書類を整理して保管する。


リスクアセスメント  トライアル(試行)の実施


リスクアセスメントの本格的な導入の前に作成した実施手順書に基づきトライアルを行います。ここで、問題点を把握改善することにより、リスクアセスメントのスムースな導入へと、進んでいきます。

リスクアセスメントのトライアル実施のポイント
・作成した実施手順書に基づき、トライアルを実施します
・トライアルは、できれば、何度か繰り返します
・トライアルでわかった問題点を実施手順に盛り込み。改定を重ね内容を充実させていきます。

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リスクアセスメント実施体制の確立・・・3

リスクアセスメント実施体制の確立・・・・・準備ステップ3


リスクアセスメントを導入の際、事業所内の全員に準備ステップの実施体制の確立についての十分な理解を得ることが必要です。
リスクアセスメントの担当者には、教材を用いた知識教育と実務訓練にを伴う実践教育を行いましょう


リスクアセスメント責任者への教育


リスクアセスメント責任者には、専門家のリスクアセスメント講習、リスクアセスメントセミナーなどを受講し、必要な知識、技術を習得します。
リスクアセスメント責任者に対する主なリスクアセスメント教育項目は下記のようになります。

① リスクアセスメントの実施の狙いと効果
② リスクアセスメントの考え方・手法
③ リスクアセスメントと日常の安全衛生活動の関係
④ 情報収集方法及び周知について
⑤ リスクアセスメント責任者の役割
⑥ リスクアセスメントの結果に基ずづくリスク低減措置と考え方
⑦ 効果的なリスクアセスメント実施のための留意点
⑧ リスクアセスメントの検討結果についての作業員へのフィードバック


リスクアセスメント推進者への教育



リスクアセスメント推進者には、専門家のリスクアセスメント講習、リスクアセスメントセミナーなどを受講し、必要な知識、技術を習得します。
リスクアセスメント推進者に対する主なリスクアセスメント教育項目は下記のようになります。

① リスクアセスメントの実施の狙いと効果
② リスクアセスメントの考え方・手法
③ リスクアセスメントと日常の安全衛生活動の関係
④ 情報収集方法及び周知について
⑤ リスクアセスメント推進者の役割
⑥ 作業者へリスクアセスメント教育を行うための留意点


リスクアセスメント作業者への教育



リスクアセスメント作業者の教育には、リスクアセスメント推進者が中心となって、テキスト等を使用した知識教育(危険性・有害性の特定方法、見積もり・評価基準)と現場での実践教育の両方を実施します。
リスクアセスメントの作業者に対する主なリスクアセスメント教育項目は下記のようになります。

① リスクアセスメントの実施の理由と効果
② リスクアセスメントの考え方・手法
③ リスクアセスメントと日常の安全衛生活動の関係
④ 作業者の役割について


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平井ゆうすけ社労士事務所では、リスクアセスメント導入に関しての指導、リスクアセスメント責任者、リスクアセスメント推進者へのセミナー、リスクアセスメント講習を御社にて行います。お気軽にお問い合わせください。

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リスクアセスメントとは

リスクアセスメントは職場にある様々な「危険性・有害性(=ハザード)」を洗い出します。 そのハザードが怪我につながる可能性と怪我の大きさを見積もり、リスクの大きいものから順に対策を実施するものです。 リスクアセスメントの実施は、労働安全衛生法により「努力義務化」されています。
平成11年4月30日に厚生労働省では「危険性又は有害性等の調査及びその結果に基づき講ずる措置」の実施が明示されました。  その後、平成18年4月1日から、事業所の規模にかかわらず、リスクアセスメントの実施が努力義務化されました。

【危険性・有害性】【リスク】とは

リスクアセスメント導入においては、【危険性・有害性】【リスク】の関係を理解することがまず第一です。
『危険性・有害性(ハザード)』とは、作業者にけがや病気をもたらす。職場に潜む「危険の源(機械・原材料・粉じん等)のことです。 『リスク』とは一般的には『危害または損失がおこる可能性』といったいみで使われていますが、ここでは、さまざまな職場の危険性危険性・有害性によっておきる作業者のケガや病気の『重大さ』と発生する『可能性』の度合いのことを言います。

リスクアセスメント導入の効果

リスクアセスメント導入により下記の効果が期待できます。
リスクアセスメントの導入効果 1・職場のリスクが明確になります 2・職場全員がリスクアセスメントの実施に参加することにより、各個人に危険に対する感性が養われ、職場内のリスクに関する認識が共有できます。 3・リスクが明らかになることによって安全対策の合理的な優先順位が決定できます 4・人的対策によらず、本質的な安全対策の検討・実施ができます 5・残留リスクに対して必要な保護器具の使用や安全な作業手順書の徹底等の守るべき決めごとの理由が明確になります
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リスクアセスメント
労働安全衛生支援
リスクアセスメント コンサルタント

tsuttie

Author:tsuttie
平井裕祐社労士事務所です。
リスクアセスメントは、平成18年4月1日より労働安全衛生法により努力義務化されました。

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